2012年終末説の真実:宇宙現象が引き起こす大陸大移動:マヤの予言

「宇宙現象が引き起こす大陸大移動」説

2012年終末説の真実:マヤの予言

2012年終末説の真実:大陸大移動
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

「宇宙現象が引き起こす大陸大移動」説

 古代マヤ文明の予言によると、もうすぐ人類は滅亡するという。Xデーは2012年12月21日だ。この予言をテーマにしたハリウッド映画『2012』の公開が近づき、宣伝に熱が入るにつれ、終末論がにわかにクローズアップされるようになった。

 いくつかの終末論は、2012年に地球の極が移動する“ポールシフト”が起こり最後の日を迎えると予言している。ポールシフトの原因として考えられているのは、イラストのような小惑星の衝突や、天の川銀河の中心と地球と太陽が一直線に並ぶまれな天文現象“銀河直列”、膨大な太陽熱の放射による地球内部の不安定化などが挙げられている。

 その結果、地球の地殻やマントルが急激な移動を始め、液体の鉄で構成されている外核が激しく対流し、世界各地の都市が海中へ滑り落ちていくという。

 しかし、アメリカにあるプリンストン大学の地質学者アダム・マルーフ氏はこの説に異を唱えている。ポールシフトの研究家である同氏は、現地時間11月8日放映のナショナルジオグラフィック チャンネルのテレビ番組「2012: Countdown to Armageddon(2012年:アルマゲドンへのカウントダウン)」の中で、この終末説に真っ向から反論した。

 番組中、マルーフ氏は次のように語っている。「岩石の磁気分析から明らかなように、大陸は過去にも大規模な移動を経験しているが、これは何百万年という単位でゆっくりと移動したのであって、地震のような急激な動きではないことは明白だ」。

(Image courtesy Nicolle Rager-Fuller NSF)

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(ナショナル ジオグラフィック)

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